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「ライカ犬」って御存知ですか?
ディスカバリーの外部燃料タンクにコウモリがしがみついていた、というニュースがありましたが、思い出したのが、ロシア(当時ソ連)の人工衛星スプートニクに、初めて乗せられた犬、通称「ライカ犬」の事。



---------------つづき------------------

宇宙空間での生存実験のため、人工衛星に7日分の食料と酸素だけを積んで、帰り道の無い片道飛行に旅立った彼女(クドリャフカ)については、今なお色々な文学作品や映画、歌に影響を残してます。
クドリャフカの運命について、詳しくはwiki「ライカ犬」で調べられるので割愛。

私が「ライカ犬」を最初に知ったのは、映画「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」でした。次から次へと周囲に"嫌なこと"が起こるけど、「それでも、あの犬に 比べればマシだ」と呟きながら大人になっていく少年の物語。割と思春期に観たせいか、身につまされる感ばかり募って観返すのがしんどい作品ですが、今観た らまた印象が違う気がします。

んで、一番キたのがこの歌。ポップン11の名曲です。
実際のクドリャフカが辿ったであろう運命を想像すると、1フレーズ目から滂沱の涙でした。



ただし、この歌はあくまでファンタジーであり、「クドリャフカの悲劇から数世紀経て実用化された『スペース・ドッグ』の活躍を歌った歌」なんですね。
だから、最初のスペース・ドッグ"クドリャフカ"に対して敬意を表しつつ、この歌自体は決して悲劇を歌ったものじゃない。
最近になって、この歌の開発陣コメントを読んで、なんかものすごく救われた気持ちになったので、併せてご紹介

もちろん、自主的に(?)しがみついてたコウモリと、拒否権も無く乗せられた犬とは全然違うんですけど、なんというか、こー。
忘れちゃいけないと思うんですよね。薬にも食品にも化粧品にも、人間のあらゆる発明品には動物実験が必要だし(いらないって云うなら、副作用が出ても文句 云っちゃいけないと思う)、新幹線には毎年相当数の動物が轢かれているし、もちろんロケット打ち上げ時の爆発に巻き込まれてる動物も少なからずいるってい う、"単なる事実"を。

それらに感情移入するあまり、人間を批判したり同属嫌悪したりするのは簡単だけど、だからって超ロハスな原始時代に戻る訳にもいかない以上、それは思考停止でしかない。結局のところ人間に出来るのは「忘れない事」だけなんですよね。

たった1人でも、人間が生きていくって事は、いったいどれだけの犠牲の上で成り立ってるのか。それを知って、痛くても忘れない事。

そうやって生まれてきた数々の名作は、意図的でなくとも犠牲になったもの達への墓標になる訳で、それが人間にしか出来ない罪滅ぼしのかたちなのかも知れないな、と。

昨日の昼、ケータイ配信されてたニュースを見てつらつら思ったのでした。
読みにくいし長ェ。(陳謝)
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