ああ・・・おわっちゃった・・・


─という余韻に浸らせてもくれない怒涛の最終巻。
青空に溶けるような安藤の笑顔には、嬉しいんだか萌えてんだか泣けるんだか切ねぇんだか母さんもう全然わかんないわよ！（母さんじゃない）

（8/19ちょこっと追記。オムライスのくだり）





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んで、気になる加筆修正ですが、最終話の犬養さんあたりが結構変ってましたね。
連載時は割と茫然自失の態だった犬養首相、加筆のお陰で魔王と渡り合える余裕ができたようです。うんうん、犬養さんはこうでなくては。
#全然関係ないと思いますが、潤也って名前に「王」が入ってるんだなーと今更気づいてみました。まあ、偶然でしょうが。

「運命」が「神様のレシピ」に変わってたのも、地味だけど重要な修正だと思う。

あとは、安藤が変えた「世界」が、「潤也の世界」だったってトコでしょうか。これ、個人的にはかなり衝撃的でした。
だって、自分の死は元より、信念も含めて全部弟（を魔王にするため）の予定調和だったってコトなんですよ。どんだけ深いんだよ兄貴の愛は！いやもうコレは愛というか・・・業？そら来世で鷹にもなるわ！（意味不明）

この兄弟もしかしたら、生まれ変わったら今度こそ一緒になろうねとか云って心中した結ばれない恋人同士だったんじゃないかなあ前世的に。（どこのちゃお連載ですか）

雑誌掲載時ももちろん良かったけど、これらの加筆も蛇足感は全く無く、ああこれでホントに終わりなんだなあと素直に納得のいく最終話でした。

あ、あと、オムライス！（90話扉絵）　ケチャップで名前なんて・・・書いてありましたっけ？いやいやそんなの、やりかねんよなあの兄弟ならとか思った記憶があるだけに、まさかホントにやってたとは思わなくて、思わず電車で「馬鹿な！」と異議立ちする所でした。
うーん、ここだけスクラップが残ってないので判らない。気になるー。
（追記：）某方の感想により、さんで掲載時はやはり名前は無かった事が判明。きっと少年誌には刺激が強すぎたんですね。（盗撮までしておいて何を今さら）


最終巻なんだしあとがきは欲しいなーと思ってましたが、大須賀センセーだけでなく伊坂センセーのあとがきまであって、なんつーか感無量。数あるコミカライズの中で、ここまでの厚遇を受けた作品があっただろうかいいや無い！（とりあえず叫んでみた）


裏表紙に関しては・・・もう、なんにも云えねぇ・・・(北島)
いや、これだけは云いたい。大須賀センセー、アンタホントに最後まで漢だったよ！まさか最後の最後で兄貴コレクションが更新されると思わなかったよ！しかも耳かきだよ！弟どんだけ甘やかされてたんだよ！そら来世で鷹にも（略）

チッキショー・・・お幸せになりやがれ！

無題 クロイヌシバ 【2009.08.20 23:47】 EDIT

≪ 美容院にて。ふたたび

明日が最終巻という。 ≫