私はあんまり夢を見る方じゃないのですが、この前うたた寝した時に珍しく夢を見ました。

そこは会議室で、スーツのおじさま方がなにやら真剣に議論されてました。
「んじゃ、○○は終了の方向で」
『異議なし』
どうやら小○館の企画会議のようです。
「『魔王』はどうします？」
「新連載の準備もあるし、そろそろ・・・」
「じゃあこのまま大団円という事で」
『異議なし』

「ちょおっと待ったアァァァァーーー！」

バアアン！（※ドア）

この辺り、逆転裁判（のCM）とねるとんがごっちゃになってると思われます。

「きっ、貴様・・・!?」
（なぜか部下を貴様呼ばわりする編集長）

「今『魔王』を終わらせるのは得策ではありません！！」

と、資料をぶち上げる編集者（←私？）

「ご覧ください。今年上映されるI坂作品一覧です。これだけのタイトルが映画化される今、『魔王』への注目度も高まると思われます！『魔王』を終わらせるという事は、小○館だけがみすみす手を引くという事ではないでしょうか！！」

バアアン！（※机）

─で結局、続投なのか終了なのか。残念ながら、結末を見る前に目が覚めてしまいました。
とりあえず、起きた後のやりとげた感だけは見事なものでした。（無意味）

あと、編集長は小○念寺似のナイスミドルでした。（どうでもいい）


─という訳で（？）第95話「夢」。
長い前置きだったなオイ。





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そんな夢を見てしまうくらい、危機感を持っている今後の展開ですが、あああなんだかやっぱり大団円フラグ・・・？
潤也はやたら晴ればれしてるし、辰美センセーも片付いたし、なんかもうキレイにまとめに入っちゃってる感じがして、清々しいまでの寂寥感がひしひしと・・・。
やだーーッまだ終わっちゃやだーーッ!!

頼みの綱は兄貴の残した謎かけ（というか遺言）の『クラレッタ』だったんですけど、その謎も解けちゃったみたいですし。
てか、夢でご託宣って、兄貴もうそれ腹話術の能力超えてます！死後のスキルアップがパネェです兄貴!


・・・ってもね、残念な反面、今終わったらすごくキレイな終幕だろうなとも思うのです。
思えば、こんなに（自分的に）盛り上がりピーク状態で終わる漫画って初めてかもです。今まで好きになったのって、大体終盤は制作サイドの疲弊感の方が強くて、終わって欲しくないというよりも『もう良いから楽になって下さい・・・』てのがほとんどだったので。

うん、だから、どんな展開も受け入れる。
コミックス換算したら、あと2～3回で11巻に収まる事になるのかな。それはすごく寂しいけど、だらだら続けて作品やめぐタンが可哀想な事になるよりはずっといい。
たとえあと２回で終わるとしても、『へんしうぶにひをつける』とか云わないよ！（捕まる）


■今週の萌えポイント。

遺影は選べとあれほど云ったのに！（云ってない）

もう、一体何枚目でしょうか。この目線の合っていない明らかな盗撮写真。そろそろツッコむのも飽きてきましたが何度でも云いましょう。

どういうシチュエーションで盗った撮ったんだよコレ！

最近もう、むしろ念写なんじゃないかと思ってきました。


でもって、潤也の寝てる部屋。
この、本が一杯で珍妙な達磨の置いてある部屋は、兄貴の部屋ですよね・・・？
もしかしたら布団や枕も兄貴のでしょうか。兄貴と一緒に寝てるみたいで落ち着くのかな。

・・・と思うと萌える一方、弟→兄のマリアナ海溝より深い愛情にもはや戦慄すら覚えます。


ホント、詩織ちゃんが彼女で良かったね潤也。
久々に訪ねた彼氏の部屋が兄貴の遺影だらけになってたら、他の女の子だったらさすがにドン引きかもしれません。

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