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執とら3での新刊・・・になればいいなぁと思ってたモノ。なりませんでした。あはははー。(・・・)

まさかの美希メインです。(管理人が一番まさか)
今後、原作の中で彼女がメインで描かれるかどうかも判んないのですが、管理人、美希というコにはすごく複雑な思い入れがありまして。

コレをちゃんと完成させる機会があるかどうか判らないのでぶっちゃけると、美希は三人娘の中で一番普通のコだと思ってます。
一番普通で、一番平凡で、一番とりえの無いコ。
そんなコが、突出して非凡な"誰か"に手っ取り早く近づきたいと思ったら、一体どうすればいいのか?
答は簡単。「ちょっと変わった子」を演じれば良いんです。
原作で、子供の頃の美希が1コマだけ出てきましたが、云うなればアレが使用前。髪にガムくっつけられて泣いちゃうようなごくフツーの女の子が、素の美希です。
今の美希なら、泣かない。女優だから。演技してるから。むしろこの状況を逆手にとって真面目なあのコにちょっかいをかけられないかしら。それぐらいの事は考えてる。

そこに、チハルさんです。
ハタセンセーに云わせれば、彼女は「千の仮面を持つ少女」。天性の女優です。
そして、演技云々を抜きにして、"彼女"に最も近いところにいる少女。美希が入りたくてどうしても入れなかったポジションにやすやすと入ってしまった、自分とは違うステージに最初から立っている少女。

そんな2人のカラミが中心の、ちょっとイタいお話・・・になる予定だったんですぐぁ。
時間が足りないというよりも、膨らませるべきかサラッと畳むべきかで悩んでしまったのが敗因です。
たとえイタいお話でも、最後は胸のすくようなお話にしたい。読み終わって、女のコもいーじゃんと思えるような、そんな話にしたい。
・・・って、望みが高すぎましたねー。間に合う訳が無い!

そんな訳で、執とら3での機会は失ってしまいましたが、願わくば次のオンリー─あると信じて─ に向けて、コツコツ書いて行きたいと思います。

ああ、でもすごく百合的なものを想像されるとちょっと・・・ご期待には添えられないかと思います。えろくもないし、どっちかつーとコバルト文庫。しかも、マリみてよりも遥か昔の、氷室冴子とか正本ノンとかいった辺りを目指してます(笑)。・・・って、こりゃまた高い目標だぁ。

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※美希の漢字間違い修正。おおゆうしゃ、なまえをまちがうとはなにごとだ!
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