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今更ですが「喰霊-零-」
2008.12.28 00:28
いつかレビュー書きたいなと思ってたら終わってしまいました。全13回ですか。もっと長かった気がします。そのくらい濃いドラマでした。
個人的には2008年の秋アニメNo.1。っても、あと「とらドラ!」しか観てないんですが、とらドラは原作に思い入れがありすぎて、逆に語れないんで別格で。
-------------
(字ばっかのレビューでホントスミマセ・・・)
管理人、原作の「喰霊」は大昔に1巻を読んだっきりで、その時の印象は「マガジン系のソツのない絵柄のサイケな主人公がサイコな美少女と放課後悪霊退治でヒャッホウ」という、原作ファンの方に聞かれたら本気で気分を害されそうな身もフタもないものでした(スミマセンスミマセン)。
そんなウロな記憶でも、一応主人公が「剣輔」、美少女が「神楽」という基本設定は覚えていたので、アニメ第1回を観た時はマジで録る番組を間違えたと思いました。
※ちなみに、アニメを観ようと思った理由はひとえにキャラクターデザインがハヤテの堀内さんだったからです。(もちろんハヤテの面影は無し)
そんな第1回、どんな感じだったかというと、云うなればサイバーパンクなパトレイバー。あるいはオカルティックな甲殻機動隊。悪霊退治の専門部隊「特戦四課」の皆さんが、魔都東京で大活躍!
って、アレェ?神楽は?剣輔は?
そんな感じで頭の中「?」の嵐で始まった第1話でしたが、なかなか面白うございました。
容赦なく都市を蹂躙する悪霊に、なす術もなくやられていく防衛省。そこに颯爽と現れた特戦四課!味方はもちろん敵がまたカッコイイ!こんな斬新なデザインの火車見たことネェ!(笑)
四課の面々のチームワークと、対比するように垣間見える主人公とヒロインの過去。このヒロイン、主人公に惚れてるね?ワクワク。
やー全然違う話だったけどコレはコレで面白いわぁなんつって、ミッションも終了し第1話の終盤に差し掛かった頃。
全てがひっくり返りました。
さっきパトレイバーを例に出しましたが、想像してみてください。
何者かに腕をすっぱりと斬り落とされる○士さん。
顔半分が吹っ飛ぶ○田さん。
謎の物体Xに頭を侵食されて発狂するお○ケさん。
そしてそんなお○ケさんに既に殺されてる後○隊長。
そして最後の最後に現れた謎の少女によって、主人公とヒロインも惨殺。
一瞬の交代劇。
ラスト5分あまりの出来事でした。
人は誰しも自分が人生の主人公だと思って生きてるもの。けれど、自分が死んでも幕は降りず、別の誰かが主役になるだけ。それどころか、自分は最初から端役に過ぎなかった・・・
なんて、唯我論じみた感慨すら想起させて怒涛の第1話終了。意味ありげな主人公(仮)の過去も、ヒロイン(仮)とのカラミも全て、まとめてぶった切られました。
ちなみに「葵上」というサブタイは、かつて怨霊に取り殺された主人公(仮)の恋人の名前であると同時に、かの源氏物語で生霊に殺された葵上のエピソードにひっかけてるんじゃないですかねーってンなこたどーでもいいですかハイ。
で、第2話からは「環境省超自然対策室」の面々と、真の主人公「神楽」がついに登場。ついでにサイトデザインも一新。というか、前回までのサイトは監督インタビューもひっくるめて全部壮大なフェイクだった訳です。だーまさーれたー!!
さて、すっかり殉職扱いの特戦四課に思いを馳せる隙もなくドラマは急展開。
退魔士の少女・神楽の前に現れるのは、特戦四課を屠ったあの少女「黄泉」。仲間だったはずの彼女が何故?
・・・という所で、物語は過去に。以降、神楽と黄泉の出会いから、なんで黄泉があんなんなっちゃったのかという所が描かれるんですが、あとはもー観て下さいとしか。(ヲイ)
※あーホント便利だ動画サイト。
この物語は最初に「破滅」が提示されてるので、神楽と黄泉のイチャイチャ 絆を見せつけられるほど、観てる側は来るべき破滅を意識せざるを得ない。この構成はホントに上手いなと思いました。
誰が裏切って、誰が死んで、誰が生き残るのか。
以前、これの原作とアニメの関係を「ハヤテのアニメが始まるかと思ったらハヤテと出逢う前のマリアさんの話だった」と書いた事がありましたが、あながち間違ってもいなかったと思います。
もしかすると1話で「話が全然違うジャン!」って切っちゃった人もいるかも知れませんが、これは原作無視とかいうレベルの話じゃないです。それどころかものすごく練りに練った、原作を超える勢いで創られたハイレベルな作品だったと思います。安直な漫画原作ドラマはこれを観て出直してと云いたい。
そんな訳で、TVを観逃した方は、今からでも観て損はないと思います。つーか、特戦四課の勇姿だけでも1話観る価値はアリ(笑)。
本来は制作陣への労いも込めてDVD購入が筋なんでしょうが、あーホント便利だ動画サイト。(2回目)
※そいやOPとED、声優さんが歌ってるんですよね・・・。
や、フツーに歌手でしょうコレは。すごいなあ声優さんってのは。
個人的には2008年の秋アニメNo.1。っても、あと「とらドラ!」しか観てないんですが、とらドラは原作に思い入れがありすぎて、逆に語れないんで別格で。
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(字ばっかのレビューでホントスミマセ・・・)
管理人、原作の「喰霊」は大昔に1巻を読んだっきりで、その時の印象は「マガジン系のソツのない絵柄のサイケな主人公がサイコな美少女と放課後悪霊退治でヒャッホウ」という、原作ファンの方に聞かれたら本気で気分を害されそうな身もフタもないものでした(スミマセンスミマセン)。
そんなウロな記憶でも、一応主人公が「剣輔」、美少女が「神楽」という基本設定は覚えていたので、アニメ第1回を観た時はマジで録る番組を間違えたと思いました。
※ちなみに、アニメを観ようと思った理由はひとえにキャラクターデザインがハヤテの堀内さんだったからです。(もちろんハヤテの面影は無し)
そんな第1回、どんな感じだったかというと、云うなればサイバーパンクなパトレイバー。あるいはオカルティックな甲殻機動隊。悪霊退治の専門部隊「特戦四課」の皆さんが、魔都東京で大活躍!
って、アレェ?神楽は?剣輔は?
そんな感じで頭の中「?」の嵐で始まった第1話でしたが、なかなか面白うございました。
容赦なく都市を蹂躙する悪霊に、なす術もなくやられていく防衛省。そこに颯爽と現れた特戦四課!味方はもちろん敵がまたカッコイイ!こんな斬新なデザインの火車見たことネェ!(笑)
四課の面々のチームワークと、対比するように垣間見える主人公とヒロインの過去。このヒロイン、主人公に惚れてるね?ワクワク。
やー全然違う話だったけどコレはコレで面白いわぁなんつって、ミッションも終了し第1話の終盤に差し掛かった頃。
全てがひっくり返りました。
さっきパトレイバーを例に出しましたが、想像してみてください。
何者かに腕をすっぱりと斬り落とされる○士さん。
顔半分が吹っ飛ぶ○田さん。
謎の物体Xに頭を侵食されて発狂するお○ケさん。
そしてそんなお○ケさんに既に殺されてる後○隊長。
そして最後の最後に現れた謎の少女によって、主人公とヒロインも惨殺。
一瞬の交代劇。
ラスト5分あまりの出来事でした。
人は誰しも自分が人生の主人公だと思って生きてるもの。けれど、自分が死んでも幕は降りず、別の誰かが主役になるだけ。それどころか、自分は最初から端役に過ぎなかった・・・
なんて、唯我論じみた感慨すら想起させて怒涛の第1話終了。意味ありげな主人公(仮)の過去も、ヒロイン(仮)とのカラミも全て、まとめてぶった切られました。
ちなみに「葵上」というサブタイは、かつて怨霊に取り殺された主人公(仮)の恋人の名前であると同時に、かの源氏物語で生霊に殺された葵上のエピソードにひっかけてるんじゃないですかねーってンなこたどーでもいいですかハイ。
で、第2話からは「環境省超自然対策室」の面々と、真の主人公「神楽」がついに登場。ついでにサイトデザインも一新。というか、前回までのサイトは監督インタビューもひっくるめて全部壮大なフェイクだった訳です。だーまさーれたー!!
さて、すっかり殉職扱いの特戦四課に思いを馳せる隙もなくドラマは急展開。
退魔士の少女・神楽の前に現れるのは、特戦四課を屠ったあの少女「黄泉」。仲間だったはずの彼女が何故?
・・・という所で、物語は過去に。以降、神楽と黄泉の出会いから、なんで黄泉があんなんなっちゃったのかという所が描かれるんですが、あとはもー観て下さいとしか。(ヲイ)
※あーホント便利だ動画サイト。
この物語は最初に「破滅」が提示されてるので、神楽と黄泉の
誰が裏切って、誰が死んで、誰が生き残るのか。
以前、これの原作とアニメの関係を「ハヤテのアニメが始まるかと思ったらハヤテと出逢う前のマリアさんの話だった」と書いた事がありましたが、あながち間違ってもいなかったと思います。
もしかすると1話で「話が全然違うジャン!」って切っちゃった人もいるかも知れませんが、これは原作無視とかいうレベルの話じゃないです。それどころかものすごく練りに練った、原作を超える勢いで創られたハイレベルな作品だったと思います。安直な漫画原作ドラマはこれを観て出直してと云いたい。
そんな訳で、TVを観逃した方は、今からでも観て損はないと思います。つーか、特戦四課の勇姿だけでも1話観る価値はアリ(笑)。
本来は制作陣への労いも込めてDVD購入が筋なんでしょうが、あーホント便利だ動画サイト。(2回目)
※そいやOPとED、声優さんが歌ってるんですよね・・・。
や、フツーに歌手でしょうコレは。すごいなあ声優さんってのは。
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