「そこには天使がいました。
天使はとても愛らしい笑顔で、こちらに向かって手招きをしたのです。私はついふらふらと誘われるがままに付いて行きました。
ああそれが、それがまさかあんな恐ろしいことになるなんて。
判っていたら、決して誘われなど・・・
・・・いえ、もしもう一度あの笑顔を見せられたら、私には拒む自信がありません。
本当に、知らなかったんです。
・・・天使の世界に美人局があるなんて・・・」

─証言者・猫田市Tさん（39歳）



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今回のカバー裏、ホントにひでぇ。今までで最上級にタチが悪い。　（褒め言葉）
これは、「最終巻は真面目にやるからはっちゃけさせてよ！」というめぐタン先生からのメッセージなのか、「ラストスパートよ！覚悟は良くって！？」という読者への挑戦なのか。

どっちにしても、もうマスター浮かばれたよね・・・。
表紙にはなれなくっても、カバー裏の独裁者は間違いなくアナタです。
（これで最終巻の表紙がマスターだったらさすがに詩織ちゃんが不憫）




そんな訳で、ほとんどカバー裏に持ってかれて、さっきまで読んでた本編の記憶が初期化されるところでした。新種のウイルスかと思いました。

通しで読んでみると、蝉さんのツンデレっぷりがヤバイです。ツンデレっつか何アレわんこ？わんこなの？夜はシャープなドーベルマンで、昼はやんちゃな柴わんこ？そうか？そうなのか？ここがええのんか？（やめれ）

殺伐としたドラマの中で、岩西さんと蝉さんが出てくるとむっちゃ和みますわー。
・・・殺し屋稼業の２人が一番ほのぼのしてるって状況もどうかと思いますけどね・・・。

そして、相変わらず潤也の回想兄貴のエンジェルっぷりも凄い。いや、確かに安藤エンジェルですけど！ジャージの裾から見える足首の細さとか、ちび潤也と比べて華奢な足とかにハアハアしましたけど！

火事場の回想シーン、兄貴の表情にせつなくも萌え。もうホントこの巻の兄弟愛には、ほんわか萌えたりじんわりしたりしんみりしたり戦慄したりと大忙しです。

鼻血流しながら兄の命の重さを訴える弟と書くと、何も間違ったことは書いてないのになんだろうこの背徳感。

次で最終回・・・ ゆたすけ 【2009.06.24 13:15】 EDIT

≪ 手ブロった。

魔王@さんで（正式版） ≫