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プロジェクト特装
2008.12.13 19:20
先日たまたま通りがかった本屋で、平積みされた某「国萌え漫画」の2巻を見かけました。
表紙が茶系なのと緑系のが一種類ずつ。
その時は、
「あーもう出たんだ。特装版があるのねー」
くらいにしか思わず通り過ぎたのですが、よもやその一瞬の出来事が、この後2日間に渡るドラマの端緒になろうとはお釈迦様でもべらんめえ。(違)
この物語は、[特装版]という魔物に命を賭し奔走した男達の熱き闘いの記録ではない。
--------------------------------------
特装版を見かけたその日夜。
朋友がブログで特装版特装版とアンデッドの如く呟いていたので、なーんだウチの近くで見つけたから買っとくヨ☆と安請け合いしたのです、が。
[特装版売り切れました]
なんですとー。
見かけたのが昨夜で、再訪が翌朝ですよ?朝早い本屋とは云え、ほぼ朝イチですよ?なんなんですかこの張り紙は。
人の本とは云え、手に入らないとなると無性に欲しくなるのが人情というもの。昼にも他の本屋を探しましたが、昨夜置いてたはずの店はどこも空っぽでした。
メイトとかでないフツーの本屋なら逆に手に入りやすいかと思ったのに、恐るべし隠れヲタ。ああ、なんであの時「とりあえず確保」しとかなかったんだ私!見つけたらとりあえず買っとけって神にーさまも云ってたのに!
そんな訳で、やっぱ無くなってたわハハハと朋友に報告した翌日。
どうにも諦めがつかず、用事のついでに覗いた本屋の [特装版売り切れました] 張り紙の下に。
あるやん。
一冊だけ!茶色の表紙のが!
あああああったあぁぁぁぁ!!(※人の本です)
キャンセルでも出たんでしょうか。特装版と通常版が一冊ずつ、鎮座ましましてました。
#隣に通常版があって良かった。特装版1冊だけだったら区別つかなくて見逃してたと思う。
今度こそ、ものすごい勢いでがっしと掴んでレジに持ってきました。
これで間違えて通常版掴んでたら笑えねーと思いつつ、会計終えたときは心の中でガッツポーズ。
やった!私やりましたよ神にーさま・・・!(※人の本です)
ほくほくして早速朋友にメールしようとしたその瞬間。
私の心に悪魔が風を吹かせました。
『これ・・・オクで高く売れんじゃね?』
いやいやいやいや!そんな事のために探したんじゃないヨ!?
でもさー、ちょっと相場見てみてからでもよくね?
万ついてたら売るの!?そんなの・・・!そんなの・・・・・・・・・!!
・・・・・・万はデカいな・・・・・・。
と、心中で葛藤の嵐を巻き起こしながら歩を進めたその時、目に飛び込んだのは小さな絵本専門店のウインドウに飾られていた一冊の絵本でした。
黒ねこのおきゃくさま
------------------------------------------------
冬の嵐の晩、貧しいひとり暮らしのおじいさんのもとに、一ぴきの黒ねこがやってきました。
やせ細り、びしょぬれになってふるえている黒ねこを哀れに思ったおじいさんは、わずかばかりのミルクとパンを全て与え、さらにはとっておきの羊の肉までやってしまいます。そればかりか、残っていたまきを全てだんろにくべて、黒ねこをあたためてやるのでした。
翌朝、黒ねこは、不思議な言葉を残して去っていきました。「おじいさん、どうしてわたしをおいだしてしまわなかったのですか」。
そして、奇跡は起こったのでした……。
------------------------------------------------
涙 腺 決 壊 。
店主のおばあさんの「コレいいお話ですよね」という言葉にウンウンと頷きながらレジに持って行きました。
ああ、私の心はなんと薄汚れていたのか。
店を出た私は朋友にメールを打ちました。
「特装版あったよ」と・・・。
ホンマやっちゅーねん。
そんな訳で、今度からこの特装版を見る度、背後にあったメイクドラマに思いを馳せ、崇め敬い奉るように。
あと、代金は現物と引換えに徴収するのでヨロシク☆
(ここまで書いてほとんど私信という)
表紙が茶系なのと緑系のが一種類ずつ。
その時は、
「あーもう出たんだ。特装版があるのねー」
くらいにしか思わず通り過ぎたのですが、よもやその一瞬の出来事が、この後2日間に渡るドラマの端緒になろうとはお釈迦様でもべらんめえ。(違)
この物語は、[特装版]という魔物に命を賭し奔走した男達の熱き闘いの記録ではない。
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特装版を見かけたその日夜。
朋友がブログで特装版特装版とアンデッドの如く呟いていたので、なーんだウチの近くで見つけたから買っとくヨ☆と安請け合いしたのです、が。
[特装版売り切れました]
なんですとー。
見かけたのが昨夜で、再訪が翌朝ですよ?朝早い本屋とは云え、ほぼ朝イチですよ?なんなんですかこの張り紙は。
人の本とは云え、手に入らないとなると無性に欲しくなるのが人情というもの。昼にも他の本屋を探しましたが、昨夜置いてたはずの店はどこも空っぽでした。
メイトとかでないフツーの本屋なら逆に手に入りやすいかと思ったのに、恐るべし隠れヲタ。ああ、なんであの時「とりあえず確保」しとかなかったんだ私!見つけたらとりあえず買っとけって神にーさまも云ってたのに!
そんな訳で、やっぱ無くなってたわハハハと朋友に報告した翌日。
どうにも諦めがつかず、用事のついでに覗いた本屋の [特装版売り切れました] 張り紙の下に。
あるやん。
一冊だけ!茶色の表紙のが!
あああああったあぁぁぁぁ!!(※人の本です)
キャンセルでも出たんでしょうか。特装版と通常版が一冊ずつ、鎮座ましましてました。
#隣に通常版があって良かった。特装版1冊だけだったら区別つかなくて見逃してたと思う。
今度こそ、ものすごい勢いでがっしと掴んでレジに持ってきました。
これで間違えて通常版掴んでたら笑えねーと思いつつ、会計終えたときは心の中でガッツポーズ。
やった!私やりましたよ神にーさま・・・!(※人の本です)
ほくほくして早速朋友にメールしようとしたその瞬間。
私の心に悪魔が風を吹かせました。
『これ・・・オクで高く売れんじゃね?』
いやいやいやいや!そんな事のために探したんじゃないヨ!?
でもさー、ちょっと相場見てみてからでもよくね?
万ついてたら売るの!?そんなの・・・!そんなの・・・・・・・・・!!
・・・・・・万はデカいな・・・・・・。
と、心中で葛藤の嵐を巻き起こしながら歩を進めたその時、目に飛び込んだのは小さな絵本専門店のウインドウに飾られていた一冊の絵本でした。
黒ねこのおきゃくさま
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冬の嵐の晩、貧しいひとり暮らしのおじいさんのもとに、一ぴきの黒ねこがやってきました。
やせ細り、びしょぬれになってふるえている黒ねこを哀れに思ったおじいさんは、わずかばかりのミルクとパンを全て与え、さらにはとっておきの羊の肉までやってしまいます。そればかりか、残っていたまきを全てだんろにくべて、黒ねこをあたためてやるのでした。
翌朝、黒ねこは、不思議な言葉を残して去っていきました。「おじいさん、どうしてわたしをおいだしてしまわなかったのですか」。
そして、奇跡は起こったのでした……。
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涙 腺 決 壊 。
店主のおばあさんの「コレいいお話ですよね」という言葉にウンウンと頷きながらレジに持って行きました。
ああ、私の心はなんと薄汚れていたのか。
店を出た私は朋友にメールを打ちました。
「特装版あったよ」と・・・。
ホンマやっちゅーねん。
そんな訳で、今度からこの特装版を見る度、背後にあったメイクドラマに思いを馳せ、崇め敬い奉るように。
あと、代金は現物と引換えに徴収するのでヨロシク☆
(ここまで書いてほとんど私信という)
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